
ラオス人民民主共和国
ボーペンニャン(大丈夫だよ)が
お国柄の、ゆったりとした時間の
流れる国ラオス
そのお国柄からは想像がつかない
医療の現実がそこにはありました。
About Laos

ラオスについて
ラオスは東南アジアに位置する内陸国で本州ほどの大きさで、人口は650万人北海道ほどの人口です。
最低賃金が3000円/月 のアジア最貧国に国連により分類されています。
タイ、ミャンマー、ベトナム、などたくさんの国と接しており、タイの文化の影響を受けたため、宗教は仏教が主でフランス領であったためにキリスト教も信仰されています。
Personality of Laotian

ラオス人の人柄
メコン川の流れの速さに例えられるほどゆっくりとした時間とラオス人の人柄、ラオス人は大らかでのんびりとした性格でとても親切な人が多いです。
なので、治安も良く人の温かさに触れられることも多いです。
ラオスでは「ボーペンニャン」という言葉をよく耳にします。用途は非常に広く「大丈夫だよ。」とか「なんでもない。」という時に使いますが、自分が失敗した時でもこの「ボーペンニャン」を使います。責任の所在をはっきりさせず、サバイサバイな人(気楽な人)がラオスでは親しまれます。
Economy of Laos

ラオスの経済
主な産業は人口の78%が従事する農業です。なので食い扶持には困りませんが1日2$以下で暮らす貧困層とされる人々が人口の60%を超える国です。
海と面していないことから貿易に弱く、経済発展のネックとなっています。
また、貧富の差が激しく地方では電気の通っていない家など原始的な生活をしている所もあります。
しかし、近年の経済発展は目覚ましく経済成長率8%と中国にも匹敵する数値をみせていますが、まだまだ発展途上である事は否めません。
※ 写真は経済発展の片翼を担う日本人の寄付により建てられたダム
Medical of Laos

ラオスの医療
ラオスは高湿多湿の熱帯性気候と保健衛生状況の悪さから様々な熱帯病や感染症が
まだまだ蔓延しています。(デング熱、マラリア、日本脳炎など)
この感染症がもとで、妊産婦死亡率、乳幼児死亡率はアジアの中ではトップクラスで様々な国や団体から支援を受けています。
妊産婦死亡率に至っては日本の110倍を記録していて、世界的な国際支援の流れ(ミレニアム開発目標)の一つでもある乳幼児死亡率の削減、妊産婦の健康改善に
着目し、母子保健を支えるというスローガンのもとに、私たちHeartsTreeは活動しています。